京奈和関空連絡道路概要
京奈和関空連絡道路とは
京奈和関空連絡道路(以下「道路」という。)は、京奈和自動車道の紀の川ICと阪和自動車道上之郷ICを結ぶ新たな自動車専用道路として、新広域道路計画における近畿ブロック広域ネットワーク(大阪府、和歌山県)に調査位置付けられている地域高規格道路です。
また、道路構想に賛同する市町により、京奈和関空連絡道路建設促進期成同盟会を結成し、道路の早期実現を目指しており、将来における地域発展のため、道路の必要性や重要性を要望活動やフォーラムを開催することにより推進しております。
こうした中、令和4年(2022年)4月に、国土交通大臣が物流の更なる円滑化を図るため指定する「重要物流道路」の候補路線に定められ、計画化・事業化に向け着実に前進しております。
この道路が実現すれば、関西国際空港へのアクセスが飛躍的に向上し、走行時間の短縮をはじめ、企業進出、観光や産業振興、災害対応など、多方面で大きな効果が見込まれ、確実に地域将来を左右する重要な道路となることから、早期実現への期待が高まっております。
京奈和関空連絡道路の効果について
京奈和関空連絡道路が実現すれば…
- 「京奈和自動車道(紀の川IC)」から自動車専用道路で約15分、世界への扉「関西国際空港」をつなぎます。
- 「関西国際空港」から世界遺産の「霊場高野山」や「古都奈良方面」への利便性が格段に向上し、新たな観光ルートを確立します。
- 世界から、そして、世界への物流、輸送ルートの創出により、地域経済や産業を活性化し、接続路線各地に企業立地を促進します。
- 「ひと」と「もの」の交流増進により、地域経済や生活圏の融合・一体性が加速化され、周辺地域の発展が期待されます。
- 高規格幹線道路のうち、新たに大規模災害時の救護・救急活動ルートが確立され、地域の未来をつなぐ強靭なものとする「命の道」となります。